2009年1月26日月曜日

PK-80Hのリペア(その3)

今日、先日注文していたPK-80H用のパーツ(TTL-IC)がとどきました。
まず、オシロスコープで動作品のPK-80とピンの波形を比較して、2,3本のピンの波形が違う74HCT374を交換してみました。
結果はNGでした。
そこで、気を取り直して基板をよく見ると、ファームウエアのROMがソケットから少し浮いているではありませんか。
そういえば、Z80PIOを交換する前に、試しにファームウエアのROMを差し替えてみたのでした。そのときにきちんと挿せてなかったようです。
電源を切ってぐっと差し込んで電源を再投入すると、なんとサインオンメッセージがでるではないですか!やはりROMがきちんと挿ってなかったようです。
うーん、そうすると、故障は今日交換した74HCT374ではなく、やはりZ80PIOが壊れていたのかもしれません。
今となっては、Z80PIOの故障なのか、74HCT374の故障なのかは確認できませんが、結果オーライといきましょう。
あとはRAM増設で改造完了です。
モデム部分もチューニングが必要かもしれません。
でも、300bpsのAFSKの通信って今でもやってるんですかね?










2009年1月25日日曜日

またPK-80

またヤフオクでPK-80を落札してしまいました。
今度は、なんと300円です。
まあ、出品者が関東の方だったので送料込みで1,310円でした。
今日、届いたので動作確認をしたところ、問題なく動作しました。
現在アップグレード用のRAMの手持ちがないので近いうちに注文しておきたいと思います。
これで、メンテナンス中のPK-80Hをいれると全部で7台になりました。
もういいかげんにしようかなと思うのですが、ヤフオクで見つけるとどうしても手が出てしまいます。
もう、完全に病気ですね。

WMR-100のWeatherDisplayを仮想PCで

ひさしぶりにWMR-100ネタです。
WMR-100のデータを添付ソフトのWeatherDisplayで表示させて、それを画面キャプチャ兼FTPソフトでHPにアップして家の外からも見えるようにしています。
http://www.geocities.co.jp/weatherohno/
このキャプチャソフトはアクティブ画面をキャプチャする仕様になっていますが、WeatherDisplayはエコーリンクやナビトラマップ、AGWTacker、KingGateなどのいくつかのアプリが動いているPCで稼動させていますので、それらのアプリを触ったあとは必ずWeatherDisplayの画面をアクティブにしてあげる必要がありました。
これを忘れると、とんでもない画面をHPにアップしてしまいます。
また、Windowsがポップアップで警告などを出すとその画面がアップされてしまいます。
これまでは運用でこなしてきましたが、今回VirtualBoxで解決しようと考えてみました。VirtualBoxは職場でもLinuxを仮想環境でテストしたりして使ったことはあるのですが、はたしてWMR-100のUSBインターフェースをうまく信号がパスしてくれるか心配でした。
それで、今日、時間ができたので実験をしてみました。
最初はうまくWMR-100のデータが表示されなかったのですが、VirtualBoxのguestadditionsを再インストールするとデバイスを認識してドライバがインストールされました。
結果はばっちりです。
通常は、WeatherDisplayが動作している仮想PC(Win2000)は最小化の状態でも画面キャプチャをしてくれています。
APRSへのWXデータもホストPCとの共有フォルダを介することで問題なく動作しています。これで、心おきなくナビトラマップなどのアプリをいじることができるようになりました。

2009年1月17日土曜日

PK-80Hのリペア(その2)

今日、若松通商からZ80PIOが届いたので、さっそく交換してみました。
オリジナルはザイログ製ですが、シャープ製のものが届きました。もうザイログってないんですかね。
結果はNGでした。状態は変わりません。
あとは周辺のICを交換していくしかないのですが、地道にオシロスコープで動作するPK-80と比べていく必要があります。
Z80PIOの交換で「決まる」と思っていただけにちょっとショックです。
気持ちが折れてしまったので、とりあえず今日はここでおしまいにします。

2009年1月15日木曜日

PK-80Hのリペア

故障中のPK-80Hと正常動作のPK-80を並べてZ80SIOの各端子をオシロスコープでサインオンメッセージ時や動作中の波形を見てみました。
Z80SIOのパラレル入力などの入力ピンはいずれも同じような波形ですが、シリアル出力側が異なっています。
かなりZ80SIOのトラブルの可能性が高くなってきました。
Z80SIOのトラブルの見込みで火曜日に若松通商のネット店に注文しています。
今週末は間に合わないと思いますから、来週末の休みに交換してみようと思います。

2009年1月13日火曜日

PK-80H入手

ヤフオクでHF用のTNC、PK-80Hを見つけました。
HFでパケットをするつもりはないのですが、PK-80ファンとしてはなんとなく気になる存在なので、とりあえず入札してみました。
すると、710円で落札できてしまいました。送料が550円ですので、1,260円の買い物です。
結構レアな商品だと思いますので1,260円は安いと思います。
さて、到着して動作確認をしてみたのですが、電源は入ります。LEDも電源投入時にPWR,CON,STAが点灯して数秒後CON,STAのみが消えるスタートアップの挙動は問題なくCPUも正常に動作しているようです。
ところが、PCに接続してターミナルソフトでチェックするとどうもおかしいのです。
バックアップ電池を一度はずし、ボーレートを2,400bps、7ビット、偶数パリティ、ストップビット1(TNC-2のデフォルト値)にして、電源を入れてもスタートアップ画面が表示されないのです。
RS232Cケーブルのチェックをして、正常なPK-80をつなぐときちんと表示されます。
RS232CドライバのLM324の不良かと思いTL084に変更しても動作は変わりません。
TL084のRXD端子をオシロで調べてみるとサインオンメッセージのタイミングで5Vくらいでスイングしています。
となるとその前段のZ80SIOが怪しくなります。サインオンメッセージのタイミングでZ80SIOの出力にはそれらしき波形が出ているのですが、これが正常な文字コードの波形になっていないのではないかと思われます。
さて、20年以上も前の主流であったZ80の周辺パーツが手に入るのかと思ったのですが、なんと若松通商に在庫があるようなのです。
ただ、Z80PIOが原因である保証はなく、また、PK-80Hを修理してもHFでパケットをやるつもりは当分ないので、無駄な投資のような気がするのですが、せっかくレア品を手に入れたのでできることはやってみようと思います。
もうひとつ、今思いついたのですが、正常なPK-80と並べて各ICの電圧を比べてみようと思います。運がよければこれで故障個所が判別できる可能性があります。
いずれにしても、しばらくこのTNCで遊べそうです。