2010年10月31日日曜日

佐伯市APRSデジ(1,200bps・9,600bps共用)の設置

この週末を利用して佐伯市宇目町の板戸山というところに、APRSの1,200bpsと9,600bpsのデジピータをあげてきました。
大分市や別府市のOMさんと竹田市のOMさん、地元の無線機屋さんとで現地へ行きました。平地はほんのり暖かかったのですが、さすがに750mの山の上は寒かったです。
地元のレピータの片隅に置かせてもらいました。
機器構成はTM-D700とPK-80です。TM-D700の内蔵モデムを9,600bpsとして、データ端子にPK-80を接続しました。
同時送信はできませんが、かなりのパケットをデジしてくれているようです。

実は、このPK-80のROMを焼くときにちょっと苦労しました。
というのは、PHGや緯度経度を微修正したものをROM焼いてTNCにいれても、反映されずに作業途中の情報が常に残ってしまうというものでした。 何度も何度も焼きなおしてもだめで、最後にふと気がついたのは、そういえば、ROMの内容をTNC上で書き直したことを思い出したのです。
そうか、RAM上に残っているのか!ということで、RESETコマンドをうってみました。
これでした。最新のROMの内容がターミナルソフトに出力されました。
そういえば、UIDIGIのときはメモリーの電池は抜いておくのが原則という書き込みがありました。こういう症状を避けるためなのですね。なっとくです。

まったく同じ症状が、設置を済ませて、帰ってからaprs.fiを見たときにもでていました。
アイコンが変なかたちで、位置も若干ちがうので、修正したROMに現地で差し替えたのですが、反映されていません。
早速、自宅PCのI-gateのUI-Viewを停止して、ハイパーターミナルで遠隔操作をしました。
遠隔操作でRESETをかけることによって、差し替えたROMの内容が反映されました。

デジのカバーエリア等はJA6HORさんがすでにブログで紹介されているので割愛しますが、大分県県南エリアはもちろん、宮崎県延岡方面、さらには5エリアまでカバーしています。なかなか使い勝手のあるデジになりそうです。
各局さん、お疲れ様でした。

2010年10月11日月曜日

WMR-200のセットアップ

少し時間が経ってしまいましたが、WMR-200をセットアップしたのでアップしておきます。

円高に乗じて米アマゾンで購入したWMR-200ですが、時間がなくてしばらくそのままになっていましたが、先週時間が取れましたので、セットアップして屋外に取り付けました。
WMR-200が100と大きく違うのは気温・湿度センサー部が風向・風速計部分と分離したことでしょう。それぞれ、コンパクトになっています。さらにもうひとつ、この2つの部分へ補助電源としてソーラーパネルが増設されています。
これにより、わずらわしい電池交換の間隔が長くなることが期待されます。
これらに対して、マイナス要因として、風向計の北の設定が100はダイヤル式に自由に設定できたのですが、200はポールへ取り付ける角度が決められていて、取り付けの際のポールの回り角度で調整するしかありません。今回はうまく併設のディスコーンアンテナの隙間に収まったのでOKでしたが場合によっては取り付け上の致命傷になる可能性があります。
一方雨量計のほうですが、他のサイトの紹介記事には電池ボックスに改良があるとのことでしたが、私のWMR-200は100のものとまったく一緒でした。
そのまま100のものを使う方法もあったのですが、新調という意味で新品に交換しました。
データの表示部(コントローラ)は平べったくなって、タッチパネル式の液晶になりました。室内温度(湿度)と室外温度(湿度)が同時に表示できてFBです。
今回は、WMR-100のコントローラーはそのままPCに接続しておいて、200のコントローラーを1階の居間においておく方法を取りました。
100のデータも200のデータも互換性があるのでこういった方法が取れるようです。
もうひとつこの方法でいいことは、付属アプリ(WeatherDisply)をそのまま使えることです。試しにコントローラのUSBケーブルをはずして200のコントローラにつないでみるとPCのWeatherDisplyでは読み取ってくれませんでした。どうやら200に対応したWeatherDisplyソフトが必要のようです。
他のWebでの情報では200用のWeatherDisplyはXP以降でないと動かないようで、私の現在のシステムは画面キャプチャをする関係でVirtualBoxで仮想Win2000を動かしているのでNGであることが予想されます。
100のコントローラと現状のWeatherDisplyがそのまま使えることはシステムを大幅に変更せずにすむので助かります。
WMR-100の測定部が不要になってしまうのでもったいないのですが、とりあえずこれはバックアップ用として保存しておこうと思います。ヤフオクなどでコントローラーが手に入ればローカルに譲ってWXステーションをやってもらおうと考えています。
ということで、これまでのシステムを大きく変更することなく、WXステーションを更新することができました。もちろん、湿度センサーも良好になりましたので、オフセットは解除してあります。
HP上でWeatherDisplyを見ることのできる「おうち気象台」APRSへインターネット経由とRFでのデータ送信を続けています。