2009年12月23日水曜日

APRS 1200bps&9600bps同居システム

かねてからの懸案だった、9600bpsのI-gateを本格稼動してみました。
今までは、エコーリンクで使っているTM-D700のBバンドで運用していました。
エコーリンクは2mを使っていますので、当然、エコーリンクが送信中は9600ポートはミュートになります。

今回エコーリンク用としてICOMのIC-207をオークションで落札しました。
本日、このリグをエコーリンク用として、TM-D700はAPRS用に分離しました。
TM-D700はAバンドをPTT制御としてデータ端子につないだPK-80を介してUI-View32につなぎました。
BバンドはTM-D700のCOMポートを使って内蔵の9600bpsのTNCをUI-View32につないでいます。
これで完璧だ、という予定だったのですが思わぬ伏兵が...
エコーリンクの送信でSメータがフルスケールに振ってしまいます。完全にミュート状態になってしまいます。
パワーを1Wにしてもほとんど変化はありません。
どうも、IC-207はバンド内のスプリアスが多いようです。
試しに、10WですがTM-721(このリグはトーンユニットが入っていないのでエコーリンク用としては使えません)をつないで送信してみるとほとんどSメータは振れません。
現状ではトーンが使える2mのRigがないのでこのままにしておくしかありませんが、近いうちにバンド内スプリアスの少ないリグを探して交換することにします。

3 件のコメント:

JG2AAE さんのコメント...

初めまして、TM-D700はAバンドとBバンドと別々に送信が可能なのですか?凄いですね。TM-D710も同じようなことができるのでしょうか。私も1200と9600の同居をやってみたいです。私はDR-620でI-GATEを1200で構築しているのですが、DR-620でも同じようなことができるのでしょうか。いずれにしろ外部TNCがもう一つ必要になるのですね。PTT制御するケーブルの製作方法などブログに載せて戴けたらありがたいです。

りっぷる さんのコメント...

JG2AAEさん、コメントありがとうございます。
たぶん、TM-D710でもできるはずです。
PCへ接続するケーブルのコネクタがmini-Dinになっていることが違うところと思います。
PTT制御等のケーブルはマニュアルにピンアサインが書いてありますので、難しくはありません。(KenwoodのサイトにPdfでマニュアルがあったはずです。)
DR-620に関しては手持ちでないのでよくわからないのですが、内蔵TNCとデータ端子からの信号が別々にコントロールできれば可能と思います。

JG2AAE さんのコメント...

早速のコメントありがとうございました。
電子工作は中学生ぐらいまでで、AMラジオ何台か作ったぐらいの知識と技術しかありませんので、ずうずうしい質問をしてしまいました。済みません。TM-D710も結構良い値段するので、一台で1200と9600が出せると、凄く便利ですが、安いリグ二台の方がコストが低いかもしれませんが・・・。でも、AバンドとBバンドをコントロールする方法も凄いですよね。是非チャレンジしてみたいです。