2011年6月28日火曜日

みなさま、ご無沙汰をしています。
りっぷるは健在です。ただ、昨年末くらいから公私共に忙しくなり、体調もすぐれなかったりで、ブログの更新を怠っておりました。(いいわけばっかりですね。)
少し、余裕ができましたので更新を再開します。
小ネタはそこそこありますので、ぼちぼちとやってまいります。

まずは、季節ネタで。
私の職場の話なのですが、現在冷房装置が故障中でノークーラー(エアコンではありませんよ)であります。
窓、全開なのですが、その程度ではどうにもなりません。
おりしも、節電ブームですので、AC100Vの私的利用も気が引けますので、USB扇風機を太陽光で充電したバッテリーで動かす試みをやってみました。
最初はエネループ4本を秋月電子で以前入手した、USB出力の電池ケースで使ってみました。
結果は、最初はうまく動くことは動くのですが、やはり電圧が1本あたり1.2Vを切ったあたりから、なんとなく風量が落ちてきました。
次は12Vのシールド電池(5AH)をDC-DCコンバータで5Vへ降圧して試してみました。
今度は、常に5Vが出力されるので快適に回転します。風量も十分です。
ただし、かなりバッテリーを消費しても無理やり5Vを供給しますので、バッテリーが過放電になってしまう可能性があります。
そこで、コンパレータを使って、簡単なバッテリーチェッカーも基板上に実装しました。カタログスペックでは1セルあたり1.7Vが放電終了電圧ですので10.2Vでアラートを上げればよいわけです。
ただし、LED点等の目視によるアラートなので気がつかない可能性がありますので、マージンをとって11.4V(1セルあたり1.9V)でアラートをあげるようにしました。
設計ではDC-DCコンバータの効率を85%とすると1日8時間回しても2日半回せることになります。
実際はフルパワーで回さず回転数をダウンさせて使っているので、もう少し伸びると思います。
このバッテリーは秋月で1個1,500円のものを2個買っているので、1個を使用中にもう1個は太陽光で充電することができるのでうまく運用できそうです。
職場のクーラーが修理ができるのが7月の下旬らしいのでそれまで活躍してくれそうです。
それ以降も、サーキュレーターとして利用できそうです。