2009年2月28日土曜日

TinyTracker3Plusパーツ到着

APRSのI-Gateをやってみようと思ったのは、このところの円高でTinyTracker3Plusが安く輸入できそうだということが始まりでした。
本体キットが$33、送料が$15で合計$48です。
注文しようと思った日のレートが$1が93円くらいだったので4,470円位になります。
これなら中古のTNC-22位の値段です。GPSレシーバが秋月電子で3,500円で売られていますので組み合わせても1万円以下でAPRSの設備ができそうです。

早速、Byonics社のサイトで注文をしてみました。
英語のサイトですが買うものが決まっていますのでそれほど難しくはありません。
それよりも、支払いの決済をするPayPalのサイトで少し迷いました。
PayPalの仕組みが良くわかっていなかったので、少し迷ったのですが、PayPalがお店とカード会社の中継ぎをするシステムということが理解できました。
ペイパルも言語を日本語にすれば非常にわかりやすくなり、注文自体はあっけなく終了しました。
PayPalに支払う手数料が少しかかるようで実際には4,560円の支払いになりました。





























注文したのが2月22日で、本日2月28日に到着しました。
非常に早いです。アメリカから届いたとは思えないほどです。国内の通販でもこのくらいはかかります。

早速組み立てに入りたいと思います。

APRS I-Gate立ち上げ

こちらのローカルでは144.66MHzでのAPRSの信号はまったく聞こえてきません。
エコーリンク用のRig・アンテナで144.66MHzを聞くと何とか英彦山の信号が55くらいで入感しています。
このRig・アンテナをつかえばデジピータを動かすことによってARPSができることになりますが、現在のところエコーリンクを止めるわけにはいかないので、タワーの途中(約6m位)に以前使っていたGPを取り付けてみました。
やはりこれでは英彦山の信号は無理のようで、かすかに聞こえますが、信号のでコードにはいたりません。

結論として、I-Gateを稼動させることにしました。
まず、UI-View32をレジストしてインストールしました。APRS.ISはテストでもあり九州のみがエリアになればよいのでとりあえず、fukuoka.aprs2.net:14578を設定しました。
TNCにはまだ無線機をつながないでテストです。
ここで、マップ上にAPRS局がプロットされるはずなのですが、ダメです。
APRS.ISを変更しても変わりません。丸一日悩んでネット上の情報を検索していたらやっと気がつきました。「サーバーに接続する」というアクションが必要なんですね。
AGWTRACKERは何もせずにAPRS.ISへ接続していたので気が付きませんでした。

次にTNCにリグ(C150・5W)を取り付けて実験です。
こんどは、自局のビーコンしか送信されません。APRS.ISからフィードされてくる情報が送信されないのです。
これは、file>edit IGATE.INI>Inet to RFの項目でフィルタ設定が必要のようです。
とりあえず、送られてくるのが6エリアの局の情報のみですので、すべての情報を送信してみます。J*=ALLと設定しました。(今後は変更が必要かもしれません)














とりあえず、これでAPRS.IS(T2FUKUOKA)の情報が送信されるようになりました。
設定についてはJAPRSXの設定を参考にしていますが、細かいところは今後調整が必要になるかもしれません。

現在は、ローカルにAPRS局がいませんし、自局もAPRSの設備がありません(TM-D710を持っていますが、ナビトラで使用中)ので、次はAPRSの送信設備の準備が必要になってきます。
また、アンテナが低いのでもう少し高くしたいところですが、あまり高くするとエコーリンクの電波による感度の抑圧も気になるところです。このへんはカットアンドトライが必要になると思います。

2009年2月19日木曜日

PK-80H改造トラブル






PK-80Hが修理の結果、動作するようになりましたので、今度はファームウエアのアップグレードを含む一連の改造に取り掛かりました。
いつものように、2個の64kRAMをとりはずし、256KのRAMへの換装作業を行いました。
ところが、いざケースに入れようとして放熱器のアルミ板を取り付けようとしたところ、チューニングメータがRAMに当たってしまい、取り付けられないことが判明しました。
よく下調べをすれば防げたトラブルなのですが、PK-80の改造で慣れきってしまっていたため、単純なケアレスミスです。
幸い、ICソケットを使用していたため、RAMは取り外すことは容易です。
ところが、ICソケットを使用していたのではどうやっても高すぎてチューニングメータにRAMがぶつかってしまいます。
現物で合わせてみると、変換基板+ピンヘッダの組み合わせで、かつ、基板直付けでないとダメなことがわかりました。
となると、ICソケットを取り外さないといけなくなってしまいました。
ソルダースポイトを駆使しながらソケットを取りはずしたのですが、一部のピンでスルーホールまで抜けてしまいました。さらに悪いことにスルーホールに接続しているパターンまではがれてしまいました。
しかし、よく観察するとスルーホールの抜けたピンに接続しているはがれたパターンは基板の片側のみで、なおかつ2本あるRAMのもう1本側とパラレル接続になっているピンでジャンパーを接続することでフォローができそうです。
結局、変換基板+ピンヘッダの組み合わせのRAMを作り、基板へ実装しました。
パターンはがれをした部分にジャンパを飛ばして改造終了です。
いよいよ、ケースへ入れてテストです。
どきどきで電源をONすると、無事PCのターミナル画面にサインオンメッセージがでました。
これでモデム部分をチューニングしなおして、RAM部分は少々見栄えは悪いですがPK-80Hのアップグレードが終了しました。

2009年2月18日水曜日

Windows2000 on VirtualBoxの破損

昨日、2回に渡り漏電ブレーカが落ちてしまいました。原因は不明なのですが、それに伴い、エコーリンク、ナビトラマップ、WeatherDisplayが稼動しているPCが落ちてしまいました。
1回目は再起動で不具合はなかったのですが、2回目のダウンでWeatherDisplayを稼動しているVirtualBox上のwindows2000が起動しなくなってしまいました。
具体的にはブルー画面が出て「inaccessible_boot_device~」というメッセージが出て起動しなくなってしまいました。
いろいろググってみたのですがだめで、最終的には仮想HDDの障害と判断しました。
やはり、イメージのHDDは障害に弱いのでしょうかねぇ。

VirtualBox上でwindows2000をインストールする段階ではまりました。
インストールの一定のところでリブートを繰り返すのです。
これは、前回経験済みででVirtualBoxのマニュアルにも回避策が書いてあります。具体的にはHostOS側(今回はXP)であるコマンドラインを実行すればOKなのですが、前回のようにうまくいきません。
DOS窓でVirtualBoxのフォルダまで降りて
VBoxManage setextradata 仮想PC名 "VBoxInternal/Devices/piix3ide/0/Config/IRQDelay" 1
とやればいいはずなのですが、うまくいきません。
Webを探っていると同じことで悩まれた方のサイトに行き着き、よく見てみると、仮想PC名をダブルコーテーションでくくっていました。
ダメもとで
VBoxManage setextradata "仮想PC名" "VBoxInternal/Devices/piix3ide/0/Config/IRQDelay" 1
とやるとうまくいきました。
このとき、コマンドライン実行後にVirtualBoxを再起動する必要があります。
ここまで、約4時間かかってしまいました。(疲れた…)
あとは、WeatherDisplayをインストールしてUSBデバイスを有効にして、コントローラのデータを拾ってくるのを確認します。
続いて、画面キャプチャソフトと、HostPCとのデータのやり取りの共有フォルダを設定してAGWTRACKERとの連携ファイルを設定します。
ここまではすんなりいきました。
公開用HPが更新され、aprs.fiでのデータが更新されていることを確認して復旧作業は終了です。

今回のトラブルで失敗だったのは、TrueImageでCドライブのイメージをバックアップしていたのですが、仮想HDDのイメージをいつもの癖でDドライブに作っていたことにあります。
このことを教訓に、今回は仮想HDDはCドライブにしてTrueImageをとりました。
さらに仮想HDDのファイルをバックアップしておきます。
日ごろバックアップの大切さを人には言っていたのですが、自分に降りかかりしみじみ大切さを痛感しました。

2009年2月11日水曜日

PC用液晶モニタ購入

先日、職場の後輩からPCの購入の相談がありました。
本体はわりとすんなり決まったのですが、モニターでいろんな意見が出て決まりませんでした。

そこで、情報収集ををはじめて見ました。
まず、販売店で現物を見たのですが、いっぱい並んでるとどれもいいように見えてしまいます。お店の人に聞くと今は22インチのワイドが主流とのことでした。自分的には19インチのワイドをイメージしていたのですが、時代は進んでいたのでした。
いったん、家に帰って価格.comで調べたらBenQのE2200HDが売れ筋ランキング、注目ランキングとも1位といのうが目にとまりました。
値段も20Kを少し超える程度です。

このへんから、後輩のモニター探しだったのがだんだん自分の物欲が頭をもたげてきました。
これまでは1,280×1,024の17インチを使っていたのですが、少しくたびれてきたなと感じていたのでした。
結局、速攻で注文してしまいました。注文は、アマゾンでしました。
さすがアマゾンです。注文から4日で到着しました。
到着後、さっそく古いモニタをはずしてセットアップをしました。
プラグアンドプレイでは標準のモニタが表示されますので、添付CDのinfファイルを使ってE2200HDを認識させておきます。

使用感は、大満足です。Web画面を見ながらワンセグでテレビを見ることも可能ですし、少し画面が重なりますがVNCを使ってナビトラモニタやエコーリンクを運用しているPCの遠隔監視も可能です。
モニタの交換ですからPCの性能は上がってないのですが、なんだかPCのスペックが上がったような感じまでします。
こんな大きなモニターが20Kちょっとで買えるとは、10年前とは隔世の感があります。