2008年12月30日火曜日

SSD導入

リビングで家族の共有のネット用PC(セレロン600MHz、256Mb)の調子が今ひとつ良くなく、ディスクスワップが多くて遅くなっってきたので、リカバリをしようかと考えていました。
そんなときに、いつも良く買い物をする「上海問屋(楽天支店)」のHPの中にIDEのSSDが安く出ているのが目にとまりました。
901-XでSSDの快適さは体験済みでしたので興味はあったのですが、売られている2.5インチSSDはSATAばかりなので横目で眺めていたわけです。

今回購入したのはIDEタイプのものですので古いノートPCにも換装が可能です。
購入したのは「上海問屋セレクト 2.5インチ SSD フラッシュディスク 32GB」というものです。なんと、7,499円と破格値です。
いつものように互換プリンタインクを買うと送料が無料になるのでマゼンタを1本とついでに、デスクトップ用に2GのDDR2の2本セット(デュアルチャネルキット)を購入しました。3点あわせても12Kを切っています。
なんともいい時代になったものです。
到着してみるとSSDはTranscendのTS32GSSD25-Mでした。
換装するPCは約8年程前の日立フローラ220FX(PC7NC7)です。

前出のようにセレロン600MHzに256Mb(win2k)という非力なマシンですが、Li-ionバッテリーを自分で乗せ換えていますので、今でも1時間半くらいはバッテリー駆動が可能です。B5サイズですので無線LANなので家中どこでもネットサーフィン(古い?)が可能です。
まず、フローラのケースを明けHDDを取り出します。日立のDK23BA-10という10Gbの物が入っていました。
これをSSDへ交換しました。SSDには普通2.5インチのHDDにはついていないマスター、スレーブの切り替えジャンパがありますので要注意です。今回はマスターで設定します。
ケースを戻して、セットアップですが、今までの環境をtrueimegeでとったものもありますが、せっかくなので時間はかかりますがWin2kをクリーンインストールをすることにしました。(HPの情報によるとイメージを書き戻すとスピードが遅くなってしまう例が紹介されていました。)
Win2kがSSDをフォーマットするときのスピードは目を見張ります。ファイルのコピーもさすがSSDです。HDDの時の半分くらいの時間でWin2kのインストールは終わりました。






























上がHDDの時とSSDの時のCrystalDiskMarkの比較です。
ほかのサイトの記事を見るとSSDの数値がもっとよい(カタログスペックに近い)ものもあるのですが、やはりCPUのパワー不足とIDEインターフェースがATA66なので、こんなものなのでしょう。
しかし、体感速度は格段に上がりました。
いままでは、HDDがカリカリいって待ち時間が長かったのですが、今度はそういったことがありません。体感速度で3倍くらいになった(シャアザク?)感じです。
このPCは基本的にこれ以上メモリーを増やせないので(片面16チップのメモリーなら386Mbまでいくみたいです。)パフォーマンスをあげるのは今回の方法しかなかったわけですが、7k強の投資でこれだけのパフォーマンスアップは十分満足です。
さらに、もう少し新しいノートPCでやればSSDの性能を十分に引き出せると思いますので、さらにパフォーマンスアップが期待できます。


今回使用したSSDはこちら(上海問屋楽天支店)で購入できます。

2008年12月25日木曜日

実験用定電圧電源の故障(その後)

すっかり時間がたってしまいましたが、実験用定電圧電源のその後です。
サトーパーツからパーツが届き、μA723(1個60円)を交換しました。
やはり、このパーツの破損でした。無事復旧しました。
ただ、いままでは、0Vまで電圧が下げられていたのですが、なぜか1.5Vくらいまでしか下がりません。
まあ、ここまで低い電圧を使うことはほとんどないので、今回はOKとします。
60円で直ってよかったです。

2008年12月12日金曜日

実験用定電圧電源の故障

学生の頃から使っていた秋月電子のキットで作った定電圧電源が壊れてしまいました。
20年間以上使ってきて故障知らずだったのですが、太陽光発電用のDC/DCコンバータのテストの際に高い電圧のスパイク電流が逆流してしまったと思われます。
電圧可変のVRをまわしても電圧が1V程度で変化しません。
最初は出力のパワートランジスタが壊れたと思ったのですが、はずしてhFEを測ってみましたが、正常です。
その他のトランジスタやダイオードなどの能動素子もテスターでチェックしてみましたが、正常のようです。
となると、残っているのは中核になるICのμA723PCです。これは、テスターでチェックというわけにはいきませんが、幸いなことにソケットに取り付けられていました。
とりあえず、はずして電源をいれると、出力は得られませんでした。
手持ちはありませんので先週に引き続きに注文をしました。
週末には届くと思います。
おりしも秋月から新シリーズの実験用電源キットが発売になっているので、ちょっと気にはなるのですが、この電源は学生の頃からずっと使ってきて、愛着がありますので復活するといいなと思います。

2008年12月10日水曜日

DC/DCコンバータ

太陽光発電にこっているのですが、1枚だけ中途半端な性能の太陽電池パネルがあります。開放電圧が13V位で、0.7A程度を流す抵抗を接続すると端子間電圧が10V程度になってしまいます。これでは、12Vのバッテリーを充電することはできません。現在はポータブルテレビ用のエネループ7本を電流制限用抵抗を経由して約400mA程度で充電しています。これだと、晴天時に朝から夕方まででほぼ満充電となります。ただ、これは、あくまでも晴天が続く事が条件です。少しでも曇りの時間があると満充電ができませんし、環境も青空充電、つまり電池が剥き出しなので、にわか雨が降ると一発で使用不能になってしまいます。たとえ条件が良くても、朝、仕事に出る前に接続して帰ったら取り込むという面倒な作業が必要なのです。そこで、手元にある40AH・12Vのシールドバッテリーに一度充電して、その電力を利用する方法を検討してみました。
要するに10V程度の電圧を12Vのシールドバッテリーを充電するのに必要な電圧へ昇圧してあげればよいわけです。ネットで調べていると、昇圧用のDC/DCコンバータICの存在を知りました。太陽電池パネルの出力が最大1A程度なので、3Aの出力がとれるLM2577-ADJを採用することにしました。主要パーツは例のごとくサトー電気の通販で入手しました。実際に購入したのはLM2577-ADJと100μHの昇圧用コイルです。あとは、手持ちのパーツを利用しましたので、約1k円で済んでいます。ショットキーダイオードは手持ちの30V耐圧の容量1Aのチップタイプを使ったので、何度かバラック実験の際に飛ばしてしまいました。ここはメーカーの指定どおり40V3Aタイプを使った方が良いでしょう。実はテストのときに実験用電源をつないで昇圧させるテストをしていたのですが、突然電圧が出なくなってしまいました。どうやら、電源を接続したり、切ったりしているときにコイルからスパイク電圧が発生して実験用電源へ逆流してしまったようです。しかたなく、14V・250mA程度のACアダプタをつないで実験を継続しました。ちょっと、電圧可変用のVRが最適化されていなくてちょっとVRに触っただけで電圧が大きく変化してしまいます。この過程でショットキーダイオードの耐圧を超える電圧が発生して飛ばしてしまいました。とりあえず、出力電圧を16V程度に設定して太陽電池につないで出力を調整してみます。冬の午後3時位の全日照で250mA程度の充電電流を得ることができました。ちょっと計算からすると充電電流が少ない気がしたので、パネル側の電圧を測ってみると、なんと3V位まで落ちてるではないですか。3V→16Vではやはり効率が落ちているのでしょう。でも、逆にこの状態でも16Vの出力を出しているこのICのすごいパワーを実感しました。現在はバラックの状態なので、太陽電池パネルからはずしてありますが、週末には防水をして充電できるようにしてみたいと思います。

2008年12月9日火曜日

901-X用ACアダプタ

eeePCの901-Xですが、電池の持ちが良いので、現在の時々しか使わない状況では1週間位充電しないで平気です。充電器は家に置いておいて、金曜日に職場から自宅に持って帰って充電しておけば、月曜日に持っていけば1週間OKです。ただ、そんなときでももし職場でバリバリ使うことがあったらと思うと、ちょっと不安です。もう一台充電器があるといいなと思うのですが、サードパーティ製がアマゾンで3k弱します。買えない金額ではないのですが、電源電圧が12VとACアダプタが手に入りやすい電圧なので、プラグさえ手に入ればと思っていました。先週サトー電気にパーツを注文するときにプラグをメジャーで測って、「これかな?」というプラグを注文してみました。結果はバッチリです。EIAJ極性統一規格タイプ 3というのでOKです。見た目は少し違いますが、きちんと接触します。使うACアダプタは手持ちの12V・2.5Aというのを使ってみました。電圧は実測で誤差が0.1V程度でしたのでOKですが、容量がわずかに少ないのでちょっと心配だったのですが、テストした結果はOKです。きちんと充電してくれています。ただ、PCを動作中の充電では少し容量不足で電圧が下がっているのか、本体からインバーターの発振音(うなりっぽい音)がします。気になるので、PCを動かさないで充電する事にしたいと思います。本来の目的は職場での補充電ですから問題なしです。このプラグはもう1個買っていますので、車のバッテリーから電源を取れるようにしてみようと思います。来年のアマチュア無線の移動運用のときに重宝しそうです。