
数年前に春の嵐で倒壊していた、バターナッツのHF-6V(改・6mエレメント追加版)を復旧させました。
根元からポッキリ折れてしまっていて、さらに上部のエレメントが倒壊の際に破断していました。
同じ径のアルミパイプで置き換えれば修理ができるのですが、このご時勢アマチュア無線で使っている、インチ系のパイプがないのです。ホームセンターなどにアルミパイプがありますが、ミリ単位のものしかありません。昔のようにハムショップにアルミパイプの在庫があるわけではありませんので、材料の入手が一番のネックです。

ということで、今回はナガラ
電子工業さんのアンテナの保守パーツを流用することにしました。
ナガラ電子工業さんは、自社製のアンテナの保守パーツをネットで購入できるサイトを運用しています。
このパーツの中で長さと径が流用できるものを探します。ナガラさんのサイトのいいところはパーツナンバーだけでなくそのパーツの長さと直径が表示されているところです。

今回は運よく、HFビームのパーツが使えるものがありました。

修理といっても、折れたり曲がったりしているう部分を切り取って、新しいアルミパイプをジョイントしてつなぐだけです。
1サイズ小さいパイプを中に入れてジョイントします。1サイズ小さなパイプはジャンクアンテナの一部で間に合いました。

数週間の休みの空き時間を少しずつ使って、本日最終組上げをおこないました。
使用結果は3.5、7、10、14、21、28MHzにおいて最悪のポイントでもSWRが2以下でした。
7MHZなどは7.1MHzあたりが最良なのでバンド拡張対策に使えそうです。
3.5MHzがすこしSWRが高めですが、マッチングコイルをいじればもう少し追い込めそうですし、チューナーを使えばまったく問題ないレベルです。

28MHzはFMバンドまで使える広帯域です。
サブのアンテナとしては十分な感じです。

次は、オークションで3回路の同軸切替スイッチを探さないといけないですね
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