2010年10月11日月曜日

WMR-200のセットアップ

少し時間が経ってしまいましたが、WMR-200をセットアップしたのでアップしておきます。

円高に乗じて米アマゾンで購入したWMR-200ですが、時間がなくてしばらくそのままになっていましたが、先週時間が取れましたので、セットアップして屋外に取り付けました。
WMR-200が100と大きく違うのは気温・湿度センサー部が風向・風速計部分と分離したことでしょう。それぞれ、コンパクトになっています。さらにもうひとつ、この2つの部分へ補助電源としてソーラーパネルが増設されています。
これにより、わずらわしい電池交換の間隔が長くなることが期待されます。
これらに対して、マイナス要因として、風向計の北の設定が100はダイヤル式に自由に設定できたのですが、200はポールへ取り付ける角度が決められていて、取り付けの際のポールの回り角度で調整するしかありません。今回はうまく併設のディスコーンアンテナの隙間に収まったのでOKでしたが場合によっては取り付け上の致命傷になる可能性があります。
一方雨量計のほうですが、他のサイトの紹介記事には電池ボックスに改良があるとのことでしたが、私のWMR-200は100のものとまったく一緒でした。
そのまま100のものを使う方法もあったのですが、新調という意味で新品に交換しました。
データの表示部(コントローラ)は平べったくなって、タッチパネル式の液晶になりました。室内温度(湿度)と室外温度(湿度)が同時に表示できてFBです。
今回は、WMR-100のコントローラーはそのままPCに接続しておいて、200のコントローラーを1階の居間においておく方法を取りました。
100のデータも200のデータも互換性があるのでこういった方法が取れるようです。
もうひとつこの方法でいいことは、付属アプリ(WeatherDisply)をそのまま使えることです。試しにコントローラのUSBケーブルをはずして200のコントローラにつないでみるとPCのWeatherDisplyでは読み取ってくれませんでした。どうやら200に対応したWeatherDisplyソフトが必要のようです。
他のWebでの情報では200用のWeatherDisplyはXP以降でないと動かないようで、私の現在のシステムは画面キャプチャをする関係でVirtualBoxで仮想Win2000を動かしているのでNGであることが予想されます。
100のコントローラと現状のWeatherDisplyがそのまま使えることはシステムを大幅に変更せずにすむので助かります。
WMR-100の測定部が不要になってしまうのでもったいないのですが、とりあえずこれはバックアップ用として保存しておこうと思います。ヤフオクなどでコントローラーが手に入ればローカルに譲ってWXステーションをやってもらおうと考えています。
ということで、これまでのシステムを大きく変更することなく、WXステーションを更新することができました。もちろん、湿度センサーも良好になりましたので、オフセットは解除してあります。
HP上でWeatherDisplyを見ることのできる「おうち気象台」APRSへインターネット経由とRFでのデータ送信を続けています。

3 件のコメント:

JE6QJV さんのコメント...

>試しにコントローラのUSBケーブルをはずして200のコントローラにつないでみるとPCのWeatherDisplyでは読み取ってくれませんでした。

上記の件下記の方法をおためし下さい
SETUP→SETUP WIZARD→OKを何度かすすむと Weather station type と表示されますので 200を選択するとOKです。
ただし 無料のソフトは100用に特化されていますので立ち上げ直すたびに設定が必要です。
当局も デスプレイモニターは100用をを利用しています。

odepyon さんのコメント...

購入を検討しています。大変参考になりました!教えていただきたいことが・・・
・ワイヤレスですが、データの更新間隔はどのくらいでしょうか?
・風向風力計、温湿度計、雨量計のユニットは離して設置することは可能でしょうか?
よろしくお願いします。

りっぷる さんのコメント...

odepyonさん、こんにちは。
ごらんいただきありがとうございます。
無線でのデータの更新はレシーバーのランプのつき具合からすると1秒おきくらいに見えるのですが、体感的には5秒くらいかかるときもあるようです。

風向風力計、温湿度計はひとつのポールにつけるように設計されていますが、工夫次第では離すことはできると思います。
雨量計のユニットは上記のユニットとはまったく別のものですので、違う場所にも設置可能です。