2009年6月29日月曜日

zlogのメモ欄に周波数を記入する方法

ネットを探していたら、zlogのメモ欄に周波数を記入する方法というか、強制的にCI-Ⅴインタフェースを有効にする方法を見つけました。
コールサインの欄に「,7100」「,50200」と打つのです。
これは、周波数を強制的に変更するコマンドラインなのですが、これをやることによって、メモ欄にも周波数を取り込むことができるようになりました。
ちょっと面倒ですが、tipsとして覚えておきましょう。

UMPCでコンテスト参加(CQマシーン編)

前回製作したCI-ⅤケーブルではPTTがコントロールできませんのでCQマシーンには発展しません。
固定のシャックではJG5CBR/1さん設計のUSBIF4CWを使っています。これで、PhoneとCWのコンテストもどちらもうまく動作しています。
今回もUSBIF4CWを利用しようと思ったのですが、以前より値上がりしていてキットで9,000円もするようになってしまっていました。年に2,3回しか使わないものに9kも使うのはちょっとと思いましたので、ほかにないかなとネットで探していたところ、JN2AMDさん設計のAMD-USB-CQ Ver1.0bというものが目に止まりました。
ほぼUSBIF4CWと同じ機能を搭載していて送料込みで4,500円と半分の値段です。
すぐに飛びついたのは言うまでもありません。メールで問い合わせると在庫が1個ということでしたので、すぐに注文をし送金をしました。

数日でキットが届きました。
早速、組み立てを始めました。キットの中の抵抗やコンデンサの大きさ(規格)がまちまちで、いかにもアマチュア(失礼)の企画したキットだなと妙な感心をしました。
コンデンサの種類が複数あってかつ、どんぴしゃの数値でなく紛らわしいので、あらかじめチェックをしておくと安心です。
組み立ては、部品数もさほど多くありませんので1時間強で組みあがりました。

組み上げのチェックを済ませ、バラックでテストをしてみました。とりあえず、CWモードでテストです。
UMPCのUSBポートにつなぐとヒューマンインターフェースとしてドライバなしで認識します。
zlogのハードウエア設定画面でCW/PTTポートでUSBを選択します。さらに、CW/PTTコントロールでEnable PTT controlにチェックボックスをオンにしておきます。
これで、CWのときはメッセージキーヤーやCQマシーンになります。
Voiceで予め録音しておいたwaveファイルを指定すればPhoneでのCQマシーンになります。IC-706mkⅡはアクセサリー端子に音声入力端子がありますので、ここにPCからのSP出力を入れればマイク切り替え回路も不要です。

あとは、ケーシングですが、実は私、完成したものをケースに入れるのが苦手なのです。いくらきちんと計って穴を開けても必ずずれるのです。
ですから、きちんと穴の開いたケース付のキットが大好きです。
残念ながらAMD-USB-CQ Ver1.0bはケースはついていますが、穴は開いてません。安いのでそこまで求めるのは贅沢ですね。
で、きちんと計って穴をあけたつもりなのですが、やっぱり大きくずれてしまいました。
まあ、自作の醍醐味といえばそうなのですけども、いまいちの出来になってしまいました。
あとは、Rigとの接続ケーブルの自作だけです。フィールドで使うことが前提ですので、回りこみ防止に要所要所にフェライトコアを入れておきます。

さて、なんとか来週の6m&downコンテストに間に合いそうです。RFの周り込みがなければいいと思います。
ここまでくると、ヘッドセットまでほしくなってきますが、今回はここまでにしておこうと思います。

(2009.7.1追記)
ケースの穴あけの位置を示した図がHPにあるのだそうです。
気がつかずに、我流の穴あけ位置で開けてしまいました。
失敗です。
これから挑戦される方は、ぜひ穴あけ用型紙を利用してください。

UMPCでコンテスト参加(リグコントロール編)

せっかく買ったUMPC(EeePC 901-X)ですので、コンテストに活用したいと思っています
内臓バッテリーだけでも6時間以上動きますから冷やかしで参加する私のコンテスト参加状況では、PCに関しては外部電源は必要ありません。
それ以上の運用の場合でも、供給する電源が12Vですので、Rigと共用できます。
フル充電の状態でしたら消費電流は1A以下ですので、秋月ですでに調達している12V→12V(出力1A)のインバータで十分まかなえそうです。

とりあえず、来週の6m&downコンテストを目標に準備をしています。
まず、移動用のRigであるICOMのIC-706mkⅡの周波数・モードデータの取り込みを行うCI-Ⅴシステムの導入です。
シリアルポートのあるPCでは実績があるのですが、UMPCにはシリアルポートがありません。したがって、シリアル-USBの変換ケーブルを使うことになるのですが、何度やってもうまくいきません。
PCを再起動して2,3回は周波数やモードデータのやり取りができるのですが、その後はまったくだめになります。
で、ネットを調べていると、QTC-Japan.comというページの製作コーナーで「超簡易USB to CI-Ⅴインターフェース」というのを見つけました。
これは、携帯電話のメモリーを管理するためのインターフェースケーブルをUSB版のCI-Ⅴケーブルとして利用するというものです。
最初はこれを参考に家にたくさんあまっているau用の携帯接続ケーブルで試してみたのですが、失敗でした。
よく考えればあたりまえです。記事にのっているケーブルにはUSB-シリアルインターフェース回路がのっているのですが、auのケーブルはただ、直結しているだけで、USB-シリアルインターフェース回路は携帯側がもっているのです。
これに気がつくまでに2時間かかりました。
結局、ネットで検索して、販売しているショップを見つけて注文しました。
UP-12C:ドコモ PDC用(MOVA用)「携帯電話用USB接続メモリー転送&充電ケーブル」という商品名です。
これを携帯側のコネクタは使いませんので思い切ってきってしまいます。
中は赤、白、オレンジ、黒とシールド線で構成されています。
このうち、赤と黒は携帯電話の充電用ですので切ってしまいます。
あとは、白と緑の線がRXDとTXDですので、これを1本に束ねます。
これを3.5φのイヤホンプラグにハンダ付けをします。
これで完成です。
PC側にはドライバが必要です。ショップのサイトにドライバがありますのでDLしておきます。
あとはzlogを起動してリグコントロールの設定画面でcomポートとRig名を設定します。
一発で動かないときはRig側のボーレートをautoではなく固定にするとうまくいきます。
私の場合は9600bps固定でうまくいきました。
残念ながらPTTコントロールはできませんでした。PTTコントロールができるとPhoneのCQマシーンに使えるのですが残念でした。
それと、zlogのメモ欄に周波数を記入できるはずなのですがなぜかうまくいきません。
別の画面ではちゃんとリアルタイムに運用周波数を表示しているのですが、よくわかりません。もうすこし、調べてみようと思います。
PhoneのCQマシーンについては、また別の記事にしたいと思います。

2009年6月26日金曜日

JG6YCZ-3 APRS豊後大野市W2デジピータ復旧

本日、JG6YCZ-3 APRS豊後大野市W2デジピータをリグを交換することによって復旧させました。
今度は新品のリグですので長期間安定してデジしてくれると思います。
とはいえTNCは20年以上前のものですからこちらも考えてみると不安要素ですが、こればかりは新品がない状況ですからしかたがないでしょう。
ついでにバッテリーの状況を確認してきましたが、今年は空梅雨のせいもあるとは思いますが、現状では太陽光発電で十分えねるぎーをまかなえているようです。
来週はほぼ1週間雨降りのようですから、これからが正念場といえます。

2009年6月23日火曜日

JG6YCZ-3 APRS豊後大野市W2デジピータ休止中

今日、時間を作ってJG6YCZ-3を設置している三ノ岳に雨の中上ってきました。
デジしない理由は、Rigが故障して受信ができなくなっているせいでした。
スケルチをオープンするとノイズは出て、信号を受信するとSメータは振れるのですが、AFには信号がでてきません。
しかたがないので、TNCといっしょに持って山をおりました。
やはり何年も使っていなかった中古を譲ってもらって使ったのが原因でしょう。
今度は、新品のモノバンダーを入手して使用したいと思います。
したがって、しばらく(1、2週間?)JG6YCZ-3は停波します。

2009年6月21日日曜日

JG6YCZ-3ミュート中

APRS 山岳W2デジピータJG6YCZ-3が昨晩からミュートしています。
昨日は調子よくデジピートしていたのですが、今日はデジしてくれません。
ja.aprs.fiであちこちしらべると、昨夜の21時のデジを最後にミュートしています。
ビーコンは出ているので、リグ側の受信部に何らかの問題が発生していると思われます。
遠隔操作のコネクトにも応答がありません。
どうやら、山に登って確認しないとどうにもならないようです。
よりによって、日曜日の夕方に気がつくとは...
今日は仕事でイベントの手伝いをしていたのでまったく気がつきませんでした。
困りました...

2009年6月19日金曜日

エコーリンクノード周波数変更

3月末のバンドプランの変更によって、APRSとエコーリンクの同居ができなくなり、エコーリンク側を430MHz帯へQSYを余儀なくされていました。
本日、計画している準備ができましたので、エコーリンクのノードの周波数を144.52MHzへQSYしました。

APRSの山岳デジピータ(JG6YCZ-3)が稼動して1ヶ月たち安定動作が確認できています。
このデジピータからの強力な信号を受信してI-Gateでインターネットへフィードすることで、自局のエコーリンクノード(144.52MHz)のかぶりから逃げることができています。
また、I-Gate側のRigに144.52MHzに同調させたノッチフィルタをつけました。
144.52MHzに対して約9dbのマージンを稼いでいます。
この状態でエコーリンクのノードが送信中でもかろうじてスケルチがオープンするくらいのかぶりですんでいます。

しばらくはこの状態で様子を見てみようと思います。

2009年6月14日日曜日

JG6YCZ-3(豊後大野市APRS W2デジピータ)その後

今日、大分コンテストでQRVしたのはJG6YCZ-3(豊後大野市APRS W2デジピータ)を設置した場所です。
設置から約1ヶ月ですが、問題なく動作しています。今年は空梅雨ということもあって、電源状況も問題ないようです。
設置場所に来たついでに、太陽電池を固定している部分の補強をしてきました。
ここは市が管理していて、管理人さんがきれいに回りの草を刈ってくれていましたので大変助かります。とりあえず、太陽電池パネルの下の草をちぎって来ました。
前回、設置のときに太陽電池パネルを含めた、全体の写真を載せていなかったのでUPしておきます。

大分コンテスト

今日はつい寝坊をしてしまいました。2度寝をやってしまいました(^_^;;
家を出発したのが午前10時前、移動地点の山に到着してQRVできたのが、10時半過ぎでした。
予定ではもう少し早くアンテナが組みあがるはずだったのですが、移動中に車の中で昨日準備した3エレのHB9CVのエレメントをとめるビス+蝶ナットが6組中5組が外れてしまい行方不明になって、それを探していて、時間を食ってしまいました。

なんとか準備ができたときは、コンディションはどうやら落ちてしまったようです。QRVし始めたときはかすかに1エリアも聞こえていたのですが、すぐに聞こえなくなってしまいました。
あとは、呼べど叫べどノイズだけです。結局県内局7局と県外局数局で終わりました。
やはり早起きは三文の得というところでしょう。
回は&downコンテストのロケハンと割り切ることにします。
手持ちのUSB-シリアル変換機とCI-Vアダプタの相性が良くないようでUMPCを再起動して1回はコントロールできるのですが、すぐに無反応になってしまいます。
それと、あたりまえですが、CQを肉声で出すしかないので今日のような悪コンディションでは少々きついので、何か良いインターフェース回路を探して作っておく必要性を強く感じました。

コメットCA-52HB3(50MHzの3エレHB9CV)の調整

来週とばかり思い込んでいた大分コンテストは実は今日でした。
気がついたのが昨日。あわててアンテナの準備をしました。
先日調達しておいた50MHzの3エレHB9CV(コメットCA-52HB3)を組み立てました。
テストをしてみると、SWRが無限大です。よく取り説を見るとなんと、51.0MHzにチューニングされています。さらに、その状態ではSSB帯域ではSWRが3以上の狭帯域仕様です。
取り説の説明ではラジエータ側のショートバーで調整できるとのことですので、調整してみました。
ダメです。ショートバーがほとんどブーム位置にきてもSWRは下がりません。
ショートバーの位置をデフォルトに戻し、VX-8で送信周波数をスイープしてみるとなんとf0は52.5MHzあたりです。
これではいくらショートバーを動かしてもSSB帯に持っていけるはずはありません。
本当なら、ラジエータエレメントより一回り小さい径のアルミパイプをつないで延長するのですが、時間がありませんので、2ミリφの銅線を継ぎ足してみました。
52.5MHz→50.3MHzですので約4.5ミリ延長してみました。
こんどは、ショートバーをデフォルトより約10センチ内側に持っていったところでSWRが1.3程度まで下がったので今回はこれで良しとしました。
今回はアンテナが約3mHなので地面の影響が出ているとは思いますが、テストしてみてよかったです。
現地でこれだったらまったくお手上げでした。
肝心の飛びはまあまあです。今日はコンディションが良くなかったのではっきりわかりませんが、サイドやバックの切れは移動運用にはちょうどいい感じです。
これで、来月頭の6m&DownコンテストにQRVしようと思います

2009年6月7日日曜日

QRP再認識

そろそろ移動運用のシーズンです。
今年は50MHzのアンテナを新調しました。
去年は2エレのHB9CVでしたが、3エレのHB9CVを買いました。
え、たったエレメントが1本増えただけじゃない?って。
気分の問題ですよ。気分の(^_^;;

それで、今まで使っていた2エレのHB9CVをオークションに出そうと思い、動作チェックしついでに、再度SWRの調整をしてみました。
エキサイタは名機「ピコ6S(MX-6S)」です。
いままで何気なく無調整で使っていたのですが、ショートバーを動かすことによってほぼSWR=1.0にすることができました。
これで安心してオークションに出せます。

この調整の際にEsで8が開いていたので耳のよさそうな局を呼んでみました。
一発でコールバックがあり、なんと59+20dbのレポートをもらいました。
このへんが50MHzのQRPの面白さですね。こんなチープなシステムでも十分QSOができるんです。
最近はエコーリンクなどのインターネット経由のVOIPシステムで、8エリアとハンディでQSOできることはあたりまえなのですが、今回のQSOは初心に返った気がして、ちょっと大げさですが「感動」しました。

さて、再来週は大分コンテストです。そして、来月頭には6m&downコンテストが控えています。
リグとアンテナの準備をはじめましょう。

HFアンテナの修理

最近、APRSにかまけてHFにまったく出ていなかったのですが、21MHzのコンディションがいいようなので出ようとすると、リニアアンプがプロテクトされてしまいました。
変だと思いアンテナのSWRを測ると3オーバーです。
念のために14MHzと28MHzもはかると同じくSWRは3オーバーです。
アンテナはナガラのTA-351という3エレ(28MHzは4エレ)というトライバンドアンテナです。
結構信号は聞こえていますので、どちらかの給電線の断線の可能性が大です。

今日は朝からいいお天気なのでエレベーターをダウンしてチェックしてみました。
思ったとおりです。
バランからエレメントへいくリード線が切れていました。
正確にいうとリード線ではなく、接続用のラグが破断していました。
なんで、こんなところが?という場所です。設置してから15年くらいですが、破断するようなパーツではないと思うのですが、不思議です。

早速ホームセンターに行って同径のラグを買ってきて取り替えました。念のため、切れていないほうのリード線も交換しました。
これで、全バンドSWR=1.5以下となりました。

そうそう、ラジエータを止めてある6φ位のビスがかなり緩んでいました。
これを放置しておくと大変な事故になるところでした。
今回はこのチェックができたことを思うと不幸中の幸いでした。