2009年4月19日日曜日

UMPCでAPRS

ウルトラモバイルPCでAPRSをやってみました。
GPSユニットは秋月電子で購入したGT-730F/Lという小型のUSBドングルを使用しました。
このGPSユニットはログ機能もついていて、3,500円という破格値です。
ログ機能については別の記事にまとめます。

ウルトラモバイルPCはAsusのEEEPC 901-Xです。
これに、AGWPEとUI-VIEW32の組み合わせで実験しました。
インターフェースは「インターネット・アマチュア無線」に載っている簡単版のインターフェースです。
このインターフェースは単に入出力のレベルを合わせてあげることと、RS-232CのRTS信号を使ってPTTのON・OFFをコントロールする簡単なものです。
今回はEchoLinkやPSK31などにも流用できそうなので、少し手間をかけて回りこみ防止のコアを入れてあります。
移動運用でのPSK31でも活躍してくれると思います。

901-XにはRS-232Cポートがありませんので、これも秋月電子で購入したUSB-RS232C変換ケーブルを使います。
この変換部分が曲者で、実験段階ではうまくPTT動作に連動してRTS信号が変化したのですが、くみ上げるとうまくいきません。
PCを再起動したり、ポートを変えたりしたのですがうまくいかず、結局最後はAGWPEのフォルダの中のiniファイルをすべて削除して新規にポートを作成するとうまくいきました。
あとはAGWPEの設定でTNCタイプをsoundcardにして、シングルポートで設定します。
これでUI-VIEW32を起動するとサウンドカードがTNCになります。

あとは、送受信のレベル調整ですが、受信についてはさほどシビアではありません。
APRSの信号を受信しながら簡単にレベル調整ができます。
送信は受信に比べて少しシビアです。とくに過変調のときはうまくデコードしてくれません。他のTNCの信号音に比べてやや変調が浅い状態のほうがうまくデコードしてくれました。

試しに、車に乗せて10分ほど走ってみました。TT3Plusのようにスマートビーコン機能がないので、道路に沿ったきれいな軌跡は無理でしたが、とりあえず走行ルートはきちんと出ていました。

これで、TNCレスのAPRSシステムの完成です。単にTNCレスということであればTinyTrack3のほうが優れていると思いますが、このシステムはネット接続がない状態でもメッセージの送受信ができることがメリットです。
災害時などの情報交換に役立つのではないかと考えています。
現在、職場のクラブの仲間といっしょに災害時でも動作するUI-DIGIの設置を検討しています。
このUI-DIGIとの組み合わせで災害時に威力を発揮するものを目指しています。

0 件のコメント: