2009年6月29日月曜日

UMPCでコンテスト参加(リグコントロール編)

せっかく買ったUMPC(EeePC 901-X)ですので、コンテストに活用したいと思っています
内臓バッテリーだけでも6時間以上動きますから冷やかしで参加する私のコンテスト参加状況では、PCに関しては外部電源は必要ありません。
それ以上の運用の場合でも、供給する電源が12Vですので、Rigと共用できます。
フル充電の状態でしたら消費電流は1A以下ですので、秋月ですでに調達している12V→12V(出力1A)のインバータで十分まかなえそうです。

とりあえず、来週の6m&downコンテストを目標に準備をしています。
まず、移動用のRigであるICOMのIC-706mkⅡの周波数・モードデータの取り込みを行うCI-Ⅴシステムの導入です。
シリアルポートのあるPCでは実績があるのですが、UMPCにはシリアルポートがありません。したがって、シリアル-USBの変換ケーブルを使うことになるのですが、何度やってもうまくいきません。
PCを再起動して2,3回は周波数やモードデータのやり取りができるのですが、その後はまったくだめになります。
で、ネットを調べていると、QTC-Japan.comというページの製作コーナーで「超簡易USB to CI-Ⅴインターフェース」というのを見つけました。
これは、携帯電話のメモリーを管理するためのインターフェースケーブルをUSB版のCI-Ⅴケーブルとして利用するというものです。
最初はこれを参考に家にたくさんあまっているau用の携帯接続ケーブルで試してみたのですが、失敗でした。
よく考えればあたりまえです。記事にのっているケーブルにはUSB-シリアルインターフェース回路がのっているのですが、auのケーブルはただ、直結しているだけで、USB-シリアルインターフェース回路は携帯側がもっているのです。
これに気がつくまでに2時間かかりました。
結局、ネットで検索して、販売しているショップを見つけて注文しました。
UP-12C:ドコモ PDC用(MOVA用)「携帯電話用USB接続メモリー転送&充電ケーブル」という商品名です。
これを携帯側のコネクタは使いませんので思い切ってきってしまいます。
中は赤、白、オレンジ、黒とシールド線で構成されています。
このうち、赤と黒は携帯電話の充電用ですので切ってしまいます。
あとは、白と緑の線がRXDとTXDですので、これを1本に束ねます。
これを3.5φのイヤホンプラグにハンダ付けをします。
これで完成です。
PC側にはドライバが必要です。ショップのサイトにドライバがありますのでDLしておきます。
あとはzlogを起動してリグコントロールの設定画面でcomポートとRig名を設定します。
一発で動かないときはRig側のボーレートをautoではなく固定にするとうまくいきます。
私の場合は9600bps固定でうまくいきました。
残念ながらPTTコントロールはできませんでした。PTTコントロールができるとPhoneのCQマシーンに使えるのですが残念でした。
それと、zlogのメモ欄に周波数を記入できるはずなのですがなぜかうまくいきません。
別の画面ではちゃんとリアルタイムに運用周波数を表示しているのですが、よくわかりません。もうすこし、調べてみようと思います。
PhoneのCQマシーンについては、また別の記事にしたいと思います。

0 件のコメント: