前回製作したCI-ⅤケーブルではPTTがコントロールできませんのでCQマシーンには発展しません。
固定のシャックではJG5CBR/1さん設計のUSBIF4CWを使っています。これで、PhoneとCWのコンテストもどちらもうまく動作しています。
今回もUSBIF4CWを利用しようと思ったのですが、以前より値上がりしていてキットで9,000円もするようになってしまっていました。年に2,3回しか使わないものに9kも使うのはちょっとと思いましたので、ほかにないかなとネットで探していたところ、JN2AMDさん設計のAMD-USB-CQ Ver1.0bというものが目に止まりました。
ほぼUSBIF4CWと同じ機能を搭載していて送料込みで4,500円と半分の値段です。
すぐに飛びついたのは言うまでもありません。メールで問い合わせると在庫が1個ということでしたので、すぐに注文をし送金をしました。
数日でキットが届きました。
早速、組み立てを始めました。キットの中の抵抗やコンデンサの大きさ(規格)がまちまちで、いかにもアマチュア(失礼)の企画したキットだなと妙な感心をしました。
コンデンサの種類が複数あってかつ、どんぴしゃの数値でなく紛らわしいので、あらかじめチェックをしておくと安心です。
組み立ては、部品数もさほど多くありませんので1時間強で組みあがりました。
組み上げのチェックを済ませ、バラックでテストをしてみました。とりあえず、CWモードでテストです。
UMPCのUSBポートにつなぐとヒューマンインターフェースとしてドライバなしで認識します。
zlogのハードウエア設定画面でCW/PTTポートでUSBを選択します。さらに、CW/PTTコントロールでEnable PTT controlにチェックボックスをオンにしておきます。
これで、CWのときはメッセージキーヤーやCQマシーンになります。
Voiceで予め録音しておいたwaveファイルを指定すればPhoneでのCQマシーンになります。IC-706mkⅡはアクセサリー端子に音声入力端子がありますので、ここにPCからのSP出力を入れればマイク切り替え回路も不要です。
あとは、ケーシングですが、実は私、完成したものをケースに入れるのが苦手なのです。いくらきちんと計って穴を開けても必ずずれるのです。
ですから、きちんと穴の開いたケース付のキットが大好きです。
残念ながらAMD-USB-CQ Ver1.0bはケースはついていますが、穴は開いてません。安いのでそこまで求めるのは贅沢ですね。
で、きちんと計って穴をあけたつもりなのですが、やっぱり大きくずれてしまいました。
まあ、自作の醍醐味といえばそうなのですけども、いまいちの出来になってしまいました。
あとは、Rigとの接続ケーブルの自作だけです。フィールドで使うことが前提ですので、回りこみ防止に要所要所にフェライトコアを入れておきます。
さて、なんとか来週の6m&downコンテストに間に合いそうです。RFの周り込みがなければいいと思います。
ここまでくると、ヘッドセットまでほしくなってきますが、今回はここまでにしておこうと思います。
(2009.7.1追記)
ケースの穴あけの位置を示した図がHPにあるのだそうです。
気がつかずに、我流の穴あけ位置で開けてしまいました。
失敗です。
これから挑戦される方は、ぜひ穴あけ用型紙を利用してください。
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