2009年7月11日土曜日

日食の準備

今日は少しいつもと毛色の変わった内容です。
皆既日食まであと10日になりました。
ここ大分でも最大食分が90%以上ですので結構楽しめると思います。
すでに休みの予約を入れました(^_^)V

今日は日食グラスを作ってみました。
実は、ヤフオクで3人分は日食グラスを購入しているのでが、大阪にいる娘にも送ってあげたいし、いっしょに観測する約束をした友人の分もと思って作りました。

ネットで調べると日食グラスは基本的には自作は厳禁のようです。
たとえ減光できても、有害な紫外線や赤外線は通過してしまう素材がほとんどのようです。
そのなかで、唯一ともいえる有効な素材として「白黒銀塩フィルム」があります。
要するに、白黒フィルムのネガの黒いところです。
じつは、有効期限の切れたブローニー版の白黒フィルムがたくさんあるのです。
今回はこれで作ってみようと思います。

まず、フィルムを 一度外に出して完全に感光させます。そのあとは普通どおり、現像・定着の手順を踏むと真っ黒けのネガが完成します。
ためしに太陽をすかしてみると、1枚ではまったく減光が足りません。2枚重ねでも購入しておいた日食グラスよりも明るく見えます。
3枚重ねだと日食グラスよりちょっと暗い感じです。
自作の日食グラスですので、安全面を考えて3枚重ねで行こうと思います。

仕様が決まれば後は小学生の工作です。ダンボールに穴をあけてセロテープでネガを貼り付けるだけです。
1本のフィルムで5,6セットの日食グラスができます。
とりあえず、めがねタイプを2つと、単眼用を1つ作りました。
(ほんとは、シャアのマスクみたいなのも作ろうと思ったのですが、今日は断念しました)

もう一つ作ったのが、デジ一(D70)用のフィルタです。
せっかくの46年ぶりの皆既(部分)日食ですから記録にも残したいと思います。
周りの雰囲気などはコンパクトデジカメでとります。木漏れ日が日食の形になるそうなのでそういったのを写したいと思います。
デジ一では300ミリの望遠で狙いたいと思います。
減光用のフィルタも作ってみました。フィルタといってもダンボールでレンズの前にネガフィルムを取り付けるだけのものなのですが、ネガを2枚重ねと3枚重ねの2段階で調整できるようにしました。
れで、微妙な調整が可能になると思います。

とりあえず、これで準備はOKと思います。あとはいい天気になってくれることを祈るだけです。

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