2010年8月2日月曜日

WMR-100の温度センサー交換

WeatherStationのWMR-100の温度センサーが不具合なのでサーミスタを取り寄せて交換してみました。
ネット上の情報では103ET-2というサーミスタが互換性があるようです。
いつものRSコンポーネンツで入手しました。
さて、風速、風向、気温、湿度の測定部の分解ですが、これもネット上に分解している写真やコツが書いてあったので、なんとかなりました。
まず、傘みたいなのが2つついているのですが、これをはずすために「くさび」のようなものを抜く必要があります。
これは、ラジオペンチで無理やり引っ張れば抜けます。
次の難関が、本体を縦に2分割するフタの取り外しです。
これがなかなか外れないのです。
ネット上の写真では特に問題ないようなのですが、外れないのです。
結果は、「力ずく」でした。上のほうの矢羽の方位を決めるパーツが引っかかってなかなか外れませんでしたが、「壊れてもいいくらい」の力でねじると外れました。(怖かったー)
あとは、センサー部分を引っ張り出せばいいわけですが、結構汚れています。
アルコールをつけた綿棒で清掃をしておきます。
湿度センサーは吸湿物質が塗ってあるはずなので乾いた綿棒でクリーニングしておきます。
なんと、小さな虫まで入っていました。
取り外したサーミスタと新しい103ET-2を比べてみると瓜二つです。
もしかすると互換品ではなく、「そのもの」かもしれません。
サーミスタを取り付けて、ケースを組みなおして室内テストをして見ました。
コントローラの室内温度計との差が0.7℃ほどありましたので、WeatherDisply側でオフセットをかけておきました。

翌日にタワーの途中(7m位)に設置しなおして様子を見ています。
10キロほど北東にあるアメダスのポイントとの温度差を見ていますが、ほぼ±1℃以内なのでまずまずだと思います。
異常な温度を示したのは、長雨が続いたとき(湿度が100%に近いとき)に発現したので、そういう状況のときまで様子を見てみたいと思います。

湿度のほうは相変わらず、湿度が低いと極端な低い値を示しています。
これは、結露でセンサーの表面の吸湿物質が洗い流されてしまったからだと思います。
機会があればコントローラ側の室内用のセンサーを取り外して交換してみようと思います。


追伸
103ET-2はまだ4つありますので、ご希望の方にはSASE+200円でお分けします。
コールサイン@JARL.COMでメールをください。

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