2009年3月25日水曜日

新バンドプラン

本日、3月30日施行の新バンドプランが告示されました。
7MHz帯の拡大や135KHz帯の新設などは喜ばしいのですが、
144MHzと430MHz帯のバンドプランにはやや問題ありです。








VoIPとデータ通信を平行してやっているアマチュア局にはなんとも悩ましいものになっています。
なぜ、VoIPバンドとデータ通信バンドが近接してるのでしょうか?

当地は山ばかりなのでエコーリンクは144MHz帯しかほとんど実用になりません。
エコーリンクを144MHzのVoIPバンドで運用するとAPRSのI-Gate運用がNGになりそうです。
せっかくはじめたAPRSをあきらめるのも残念です。
運用の組み合わせを再考してみます。

現在は
エコーリンクとナビトラを22m高のGPで運用しています。APRSのI-Gateを5m位の高さで小さ目のGPで運用しています。
現在の構成のままそれぞれを周波数変更すると、エコーリンクとAPRSの周波数の差はわずか100KHz程度です。これでは感度抑圧は避けられません。

組み合わせを変えて、エコーリンクを430MHzにして22m高のGPで運用することにします。
この際、カバーエリアの減少には目をつぶることにします。
そうすると、144MHzは22m高APRSに割り振ることができます。
これは、メリットになります。たぶん、英彦山のデジピータが見えると思いますし、なによりAPRSのカバーエリアが広がります。
ただし、今度はナビトラを5m高のGPで運用することになり、カバーエリアの減少とやはりナビトラの周波数と300kHz程度しか離れていませんので、感度抑圧が発生することになります。
さらに、この組み合わせだとトーンの入っていないリグがエコーリンクに回ってしまいます。
トーンの入っているC5750はなぜか430MHz帯の低いところでは出力がでないのです。
これを解決しないといけません。
なかなか厳しい選択です。

VoIPの周波数区分はどこまで守らないといけないのかが、現在は不明です。
当然、この周波数の中であれば大手を振ってVoIPを運用することができるわけですが、
現在運用している145.70MHzも他局に妨害を与えなければ全電波形式がOKなわけですから、気をつけて運用すればいいのかなとも思います。
少し様子を見てみようと思います。

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