2008年7月24日木曜日

WeatherStationのリンク切れ(その4)

ダメ元でAPRS用送信用のハンディ機のアンテナをダミーロードに変更してからまる3日が経過しますが、あれだけ頻繁に発生していた雨量計のリンク切れはおこっていません。
もしかすると、ハンディ機からの電波が障害の原因になっていたかもしれません。
ハンディ機の周波数は431.00MHz、出力は約200mW、アンテナは1/4λのホイップでした。

(ホイップアンテナの状態)
小出力なので他の機器に影響はないだろうとずぼらをしていました。
実際、他の無線機やTNC、PCには全く影響はありませんでしたので室内でのホイップアンテナでの送信を続けていました。
雨量計をステーションへ近づけてもリンク切れが発生したので、本当に「念のため」というつもりでアンテナをダミーロード(自作の耐入力0.25W)へ取り替えたのです。

(自作ダミーを取り付けた状態)
それから、3日経過していますが、リンク切れは発生していません。
これらから推測できるのは、WMR100はリンクを433MHzで行っているようなので、近接した不要な電波は禁物ということになるのでしょうか。
もちろん、ナビトラ用の10W機がすぐ横で稼動しているのですが、これはアンテナが地上高22mなのでほとんど影響がないのだと思います。(SWRが高かったりすると影響が出るのかもしれません)
他のサイトでの報告ではリグから離したり、ステーションの電源コンセントの位置をリグと別にしたりすると効果があったというものがあります。やはりこれらは430MHz帯の不要な電波のカットにつながる対策といえます。
また、フェライトコアの挿入では効果がなかったという報告もありますが、これは、430MHz帯という高い周波数においては減衰効果がないということになるのかもしれません。また、リンク切れの原因になる不要な電波の侵入経路がケーブルではないということなのかもしれません。
いずれにしても、改善された状態がまだ3日なので断定できる状態ではないのですが、可能性は高いのではないかと思われます。
もう少しこのまま様子を見てみようと思います。

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